2015年01月06日

脳血管疾患

①Willis動脈輪とは?

内頚動脈系と椎骨・脳底動脈系は、脳底において、互いに連絡し輪を形成している。この輪をウィリス動脈輪と言う。ウィリス動脈輪はいずれかの動脈が損傷、閉鎖して血流が妨げられると、迂回路(側副血行路)として機能し、脳血流を補う。

②一過性脳虚血発作(transient ischemic attack,TIA)

脳内の動脈部位の虚血により引き起こされる一過性、短時間性の脳や網膜の機能障害。臨床症状は一般に10-15分で、多くは一時間以内に回復し、24時間を越えることはない。神経系統に障害を残さない。

③脳底動脈先端症候群(top of the basilar syndrome)とは?

脳底動脈の先端からは後大脳動脈や上小脳動脈が出て、中脳、視床、小脳上部、側頭葉内側、後頭葉に血液を供給している。この部位に梗塞が生じると、眼球運動障害、瞳孔異常、意識障害、記憶障害が生じる。

④ラクナ梗塞症候群の主な類型は(A)、(B)、(C)、(D)、(E)、(F)である。?

(A) 純運動性不全片麻痺(B) 純感覚性卒中(C) 構音障害(D) 構音障害・手不器用症候群(E) 無症候性脳梗塞(F) cf.Fisherが症状を区分した。

单纯运动性轻偏瘫(PMH)、纯感觉性卒中(PSS)、感觉运动性卒中(SMS)、共济失调性轻偏瘫(HAH)、构音不良-手笨拙综合征(DHS)、变异型PMH、中脑丘脑综合征、基底动脉下部分支综合征、血管性痴呆、无症状腔隙梗死

⑤脳梗塞と脳出血の鑑別
脳梗塞 脳出血
発病年齢 中老年 中老年
病因 粥状動脈硬化 高血圧の細・小動脈硬化
意識障害 一般になし あり。持続する。
半身麻痺 多い 多い
脳脊髄液 一般に正常 圧の増大。含血。
CT検査 梗塞部低密度像 脳内高密度像

⑥脳血栓の主な病因は(A)で、脳出血の主な病因は(B)である。出血の主な部位は(C)で(D)の破裂により発生する。クモ膜下出血の病因は(E)や(F)で(G)に発生しやすい。

(A)粥状動脈硬化(B)高血圧(C) 基底节区(大脳基底核、basal ganglia)(D) 豆纹动脉(レンズ核線条体動脈、lenticulostriate artery)(E)頭蓋内動脈瘤(F)脳血管奇形(G)Willis動脈輪と付近の分枝

⑦くも膜下腔出血の主な原因は(A)、(B)、(C)などである。合併症に(D)、(E)、(F) 、(G)、(H)がある。

(A)脳動脈瘤(B)脳動静脈奇形(C)moyamoya病(D)再出血(E)脳血管挛縮(F)水頭症(G)てんかん発作(H)低ナトリウム血症 cf.主な合併症は再出血、脳血管挛縮、水頭症。
⑧くも膜下腔出血の主な症状は(A)と(B)である。検査で(C)が陽性となる。診断には(D)、(E)、(F)を使う。

(A)激しい頭痛(B)悪心嘔吐(C) 髄膜刺激症状(汉:脑膜刺激征)(D)頭部CT(E)腰椎穿刺脳脊髄液検査(F)脳血管造影 cf.主な検査は頭部CT
posted by 中国某医科大学 at 19:10| 脳血管疾患 | 更新情報をチェックする
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