2015年01月06日

神経系統解剖、生理、障害

①瞳孔反射の求心神経は(A)で、遠心神経は(B)。角膜反射の求心神経は(C)で、遠心神経は(D)である。

(A)視神経(B)動眼神経(C)三叉神経眼神経(D)顔面神経

②horner症候群とは(A)に障害が生じることにより発生する。主な症状は(B)、(C)、(D)、(E)である。

(A) 頸部交感神経経路(頸上交感神経経路)(B)瞳孔縮小(C) 眼瞼下垂(D) 瞼裂狭小(E)同側顔面発汗低下

③真性球麻痺とは、(A)と(B)の大半が同時に損なわれることによるもので、主な症状は(C)、(D)、(E)、(F)である。

(A)舌咽神経(B)迷走神経(C)構音障害(D)嚥下困難(E)咀嚼障害(F)咽頭反射消失

④真性球麻痺と仮性球麻痺の違いは?

真性球麻痺 仮性球麻痺
病変部位 疑核、舌咽、迷走神経(片側または両側) 両側皮質脳幹束
下顎反射 消失 亢進
咽頭反射 消失 存在
强哭强笑 無 有
舌筋萎縮 常に有 無
双侧锤体束征 無 常に有

⑤上位運動ニューロン障害(中枢性麻痺)と下位運動ニューロン障害(末梢性麻痺)の違いは?

中枢性麻痺 末梢性麻痺
麻痺の分布 全部の肢体が主 筋群が主
筋張力 上昇 低下
腱反射 増強 減少または消失
病理反射 有 無
筋萎縮 無、あるいは軽度廃用性萎縮 明らか
筋線維束攣縮 無 有
筋電図 神経伝達異常 神経伝達異常または神経電位消失

⑥Brown-sequard syndromeとは?

脊髄半側切断症候群
脊髄の障害平面以下の部位に、麻痺が生じること。
病変側の深部感覚麻痺と随意運動麻痺(運動ニューロン麻痺)、反対側の痛覚、温度感覚麻痺。

⑦Gerstmann症候群は優位半球(A)の病巣で起こり、(B)、(C)、(D)、(E)を来たす。

(A)左角回(B)手指失認(C)左右失認(D)失書(E)失算

⑧Wallenberg症候群とは?

延髄外側症候群
延髄の上段の外側に病変が存在することによる。主な原因は小脳後下動脈や椎骨動脈の血栓である。
主な症状は
①嘔吐、悪心、幻暈(めまい)、眼振
②病側の球麻痺(嚥下障害、構音障害、嗄声)←疑核、舌咽、迷走神経の障害による。
③病側の共済失調
④Horner症候群(交感神経下行ニューロン障害)
⑤病側の顔面部の痛覚、温度感覚消失。対側の体部の痛覚、温度感覚消失。

⑨Millard‐Gubler 症候群とは?

脳橋腹外側の延髄に近いところに病変(血管障害)が生じ、錐体路と外転神経、顔面神経などが障害を受ける。病側の外転神経麻痺と顔面神経麻痺、対側の中枢性麻痺(反対側の片麻痺)が生じる。反対側の感覚障害が生じることもある。

⑩locked-in syndromeとは?

閉じ込め症候群
脳橋基底部の病変によるもの。患者は、眼球の水平運動障害、両側の顔面部の麻痺、舌や咽頭部の麻痺、咀嚼障害、嚥下障害、発音障害、呼吸障害,四肢の麻痺が生じる。両側の病理反射は存在する。


posted by 中国某医科大学 at 11:23| 神経系統解剖、生理、障害 | 更新情報をチェックする
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